どぉでもいい雑学の時間。-「ポテトチップスがどうやって生まれたのか、調べてみました」 –

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みんな大好き、ポテトチップス。食べ過ぎると太る禁断のスナック菓子ですよね。

 

ところが最近は、ジャガイモの値段が上がったのか、単なる物価高のせいなのか、袋の容量が「えっ、これだけ?」と思うくらい少なくなり悲しい思いをしていませんか?

 

そのポテトチップスですが、実はシェフの嫌がらせから生まれた食べ物だって知ってました? 実はこれ、19世紀のアメリカで起こった、ちょっとしたトラブルから誕生したんです。

 

舞台は1853年、ニューヨーク州の高級レストラン「ムーン・レイク・ロッジ」です。このレストランで、ジョージ・クラムというシェフが働いていました。彼はアメリカ先住民とアフリカ系アメリカ人の血を引く料理人で、特にフライドポテトが得意だったそうです。

 

ある日、あるお客さん(説によっては鉄道王コーネリアス・ヴァンダービルトとも言われています)が、「クラムのフライドポテトが厚すぎる!」とクレームをつけたそうです。クラムは仕方なくポテトを薄く切って出し直したのですが、「それでもまだ厚い!」と文句を言われます。

 

「だったら、もうとことん薄くしてやる!」

 

そう思ったクラムは、ジャガイモを超薄切りにしてカリカリになるまで揚げ、塩をたっぷり振って出したのだとか。嫌がらせのつもりだったのに、意外にもそのお客さんは、「これ、めっちゃ美味しい!」と大喜び!

 

この新しい「カリカリポテト」は瞬く間に人気になり、レストランの看板メニューに。やがて、ポテトチップスとして広まり、世界中のスナックの定番になったんですね。

 

つまり、ポテトチップスは料理人の反抗心から生まれた奇跡のスナックだったわけですね!今、私達がポテトチップスを食べられるのも、クラムのおかげです。クラム、ありがとう(笑)