皆さんこんにちはー!いよいよ待望のゴールデンウィークです。
新社会人の子供さんがいらっしゃるご家庭の皆さん、子供さんの様子に変わりはありませんか?
大学4年や高校3年といえば、学生さんたちの最高学年。サークルや部活生活では先輩風を吹かせて後輩にちょっと威張ったりしていた環境から、新社会人になるとまた一年生に逆戻り。
さすがに社会人にもなると先輩からパン買ってこいやジュース買ってこいと言われることはないと思いますが(笑)、私も仕事上の雑用をやまほど押し付けられて、「こんなことをするためにこの会社に入ったんじゃないんだけどなぁ」などと思ったものでした。
でも今思い返せば、会社の仕事全体を覚えるためには必要なことだったなと思える今日この頃です(^o^)。
理不尽に感じることはたくさんあると思いますが、腐らずに一歩一歩前進していっていただきたいものです。親御さん方もやさしく見守ってあげてください。
と同時に、5月はいわゆる五月病が発生しやすい時期でもあります。環境が変わり緊張を強いられ、肩に力が入りまくっていたタイミングで、ゴーデンウィークのまとまった休暇がやってきます。
緊張の糸がプツリと切れてしまいそうですが、社会人はカラダを休めるのも仕事のひとつ。休暇に遊びに出かけるのもいいですが、しっかりとカラダを休めてリフレッシュするのも仕事のひとつだよと教えてあげてください(^_^)。
さて、5月といえば「鯉のぼり」。鯉のぼりのいわれをご存知ですか?
鯉のぼりの由来は、中国の故事「登竜門」から来ています。登竜門とは、黄河上流にある急流のことで、鯉が滝を登りきると龍になるという伝説があります。
日本では、江戸時代に武家が端午の節句に鯉のぼりを飾ったのが始まりとされています。武家にとって鯉は、逆境にも負けずに力強く登っていく姿から、立身出世の象徴とされていたのですね。その後、庶民の間にも広まり、男の子の健やかな成長を願って飾られるようになりました。
ちなみに鯉のぼりには、それぞれ次のような意味があります。鯉は立身出世、吹き流しは魔除け、ポールの先の球状の飾りは回転球と呼ばれるもので神様に男の子がいることを知らせるもの、真鯉は黒色で父親、緋鯉は赤色で母親、鯉のぼり全体は家族の繁栄だということです。
ただこれを小さい子供さんに教える時は少し注意が必要です。近年はジェンダー平等といわれていますよね。男女の役割分担意識が薄れ、性別に関係なく個人の能力や適性に応じて活躍できる社会への理解が求められています。実際気がつけば、看護婦さんを看護師、保母さんを保育士、女優さんを俳優と言うようになっていますよね。ですから、あまり強く男の子の健やかな成長を願うものだよと言い過ぎるのも良くないかもしれません。
少し前のTVドラマで昭和と現代を比較した「不適切にも程がある」というドラマがありました。時代を比較することで笑いを生みましたが、結局あのドラマが言いたかったのはお互いを認め合うことは大切だよねということだったのではないかと思います。
とにもかくにもゴールデンウィーク。楽しんでお過ごしください\(^o^)/