お月見はお肌に良い!? 月光浴のススメ

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今年の7月〜8月は猛暑という言葉では表せないほど暑い日が続きましたね。体調などくずされていませんか?

そしてようやく9月。残暑はもう少し残るでしょうけど、確実に季節は進んでいきます。早く気持ちの良い気候になればいいですね。では今月も元気にいきましょう!

 

9月といえばお月見です。今年の中秋の「名月」は9月17日だそうです。

名月にわざわざカギカッコをつけたのには理由があります。元来中秋の名月とは太陰太陽暦の8月15日の夜に見える月のことです。

 

平安時代には中秋の名月を愛でる習慣が中国から伝わり、始まったと言われています。

ちょうど今、NHKの大河ドラマでやっている紫式部を主人公にした「光る君へ」の時代の頃の話しですね。

 

その中秋の名月、今年は満月ではないそうなのです。ここ数年、中秋の名月と満月は同じ日だったのですが、今年は9月17日が中秋の名月、翌18日が満月と、日付が1日ずれているのですって。この情報は国立天文台のwebサイトで知りました。

 

まぁ1日ずれているだけなので、9月17日に見える月はほぼ満月なのでしょうけど、ご家族や子供さんに物知り顔で語ってあげてください(笑)。ちなみに次回中秋の名月と満月が同じ日になるのは2030年らしいですよ〜。

 

さてそこで、今年もし9月17日や18日の夜のお天気が良いようであれば、是非皆さんにもお月見をしながら「月光浴」をしてみていただきたいのです。

 

月光浴?と思われたかもしれませんが、実は月光浴にはお肌が綺麗になるという効果があるそうなのです!あのクレオパトラも月光浴をしていたとか。これにはちゃんと根拠もあるようで、月光を浴びるとセロトニンが分泌され、幸せホルモンが活性されリラックス効果が期待できるのだそうです。

 

そこで、月光浴=お月見の必需品をご紹介しておきますね。

 

まずは、月見団子。これは外せません(笑)。単なる食いしん坊というわけではなく、ひとつはお米の粉で作った団子なので、お米の収穫に感謝するのです。円満と幸福の象徴である丸い食べ物を食べましょうと言うわけです。

 

それから定番ですが、ススキは用意しましょう。単に気分が上がるからと言うだけでなく、子孫繁栄を意味する稲穂に形が似ていることと、切り口の鋭いススキには魔除けの力があると考えられているからです。

 

あとは、季節のお供え物です。旬の里芋やさつま芋、栗、かぼちゃ、きのこなど、地域に合わせたものでかまいません。そして、水・塩・米の三品とお酒です。もちろんお酒はお供えだけでなく飲んでもかまいません。

 

平安貴族は直接月を眺めるのではなく、水面や盃に映る月を愛でたそうですよ。なんとも風流じゃありませんか(^_^)

 

もし中秋の名月の日の天気が悪くても、まだチャンスはあります。10月15日は十三夜、11月10日には十日夜です。
この秋はご家族でお月見を楽しんでくださいね。