今回はおせちについての雑学を少し。「おいおい、まだ10月だぞ。季節外れじゃないか?」ご意見はごもっともなのですが、通販などではすでにおせち料理の販売が始まっています。
自分ごとですが12月に入ってあわてておせちを頼もうと思ったら、美味しそうなのは既に完売ではありませんか。そうならないために早めにおせちの選び方を書きます。
まず、よく見るのが有名料亭などの「◯◯監修」の文字。監修ってどういうこと?ずっと疑問でした。監修とは、料理全体の構成、食材の産地等の選別、仕入先や各レシピの製作者の割り振りなどを指導することだそうです。「え?そのお店で作ってるんじゃないの?」そうなんです。薄々勘づいてはいましたけど、実際につくっているのは別のところというわけです。
それならどういう基準で選べばいいのでしょうか?博多の名店、博多久松さんがブログで書いていたのでご紹介します。ちなみに博多久松さんでは監修は一切行っていないそうです。
まず1つ目は、「そのおせちに好きな食材が入っているか?」おせちは食品としてはとても高価ですね。だから値段や量だけで判断せず、中身をちゃんと確認しましょう。
2つ目は、「大事なのは同封物」とのこと。おせちは家庭の中で非日常を楽しむものです。盛り付け済みかどうかや祝い箸は入っているか、風呂敷包みか、あご出汁お雑煮出汁はあるか、お品書きは入っているかなど、非日常を味わえるかどうかは重要ですね。
3つ目は、「そのおせちの重箱は何製ですか?」おせちはたくさんの食材が繊細に盛り付けられており、盛り付けにかかる時間も料金に反映されるそうです。そして、木箱か紙製箱かプラスチックか塗箱か、どんな箱かも大事な要素です。木箱や製紙箱は高価に、塗箱はもっと高価になります。ちなみに博多久松さんはプラスチック以外を使用するそうです。
気が早いかもしれませんが、是非参考にして、おせち選びを楽しんでください(^_^)