さすがに12月ともなると寒い日が増えてきましたね。そうなってくると恋しくなるのが鍋料理。
水炊きもいいですけど、ちょっと贅沢してそろそろ旬になる牡蠣なども入れたいですよねぇ。
今回は、その牡蠣について、どぉでもいい雑学をひとつご紹介します。
現在食用とされているのが、マガキとイワガキです。それぞれ各地で食用目的に養殖されています。
マガキは秋から春にかけて、イワガキは夏に食べることができます。これからの旬はマガキということですね。
牡蠣の養殖では、海中にロープで牡蠣を吊るします。そんな牡蠣ですが、オスとメスがいるのはご存知でしたか?
まぁ当然生きているわけですから、繁殖も含めてオスとメスがいても不思議ではありません。ところが見た目ではオスかメスかを判別することはできません。性を判別するには牡蠣の精子や卵を調べる必要があるそうです。
私達が普段口にしているマガキは、精子や卵を作らない時期のものなので、上記のように調べても区別はつかないそうです。判別したい時は、繁殖期である夏の牡蠣で判別するそうです。
そして驚愕の事実なのですが、牡蠣はいくつかの種で「性転換」することが報告されているとのこと。
マガキは海水中の受精卵が幼生になり、2週間ほど浮遊生活をします。幼生が定着し、翌年には性成熟するそうですが、その際に7割ほどの個体がオスとして成熟します。
ところが、オスとしての繁殖期が終わると、再度繁殖期を迎えた際にはメスになるといった性転換をするそうです(@_@;)
ではなぜわざわざ性転換をするのでしょうか?
調査の結果、体のサイズが大きくなるにつれメスの割合が増加しているそうです。どうやら成長に伴って性転換が起こっているとのこと。
そこから推測されるのは、大きな個体は比較的たくさんの卵を作ることができるので、オスとして繁殖するよりもメスとして繁殖したほうが種の存続には有利になるからということのようです。
牡蠣鍋を囲んだ際は、是非ドヤ顔でご家族にお話してあげてくださいね。それではまた\(^o^)/