紅葉と楓の違いは?紅葉狩りの正しい意味とは?

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こんにちは!丸太ん坊の古澤です。

 

今年の夏はめちゃくちゃ暑かったですけど、ようやく朝晩は寒くなってきましたね。

 

あの暑さでもしオリンピックをやっていたらどうなっていたのだろうと思う反面、オリンピックに出るようなアスリートは普段から鍛えているので、私達素人が心配するほどでもないのかなと思ったり。なにはともあれ、来年の夏には手に汗握る熱戦を見られるといいですね(^_^)。

 

 

 

 

 

 

さて、10 月と言えば皆様の頭に浮かぶのはなんですか?食いしん坊の私は、勿論「食欲の秋!」。即答です(笑)。

 

夏の間、じっと耐えた色々な作物がたわわに実り、一気に旬を迎えますね。新米、柿、松茸、秋刀魚、さつまいも、栗、といくらでも出てきますね。

 

他にも、スポーツの秋、芸術の秋、と過ごしやすくなる気候も相まって、アクティブにお出かけをしてみたくなりますね。コンサートやスポーツ観戦なども、密を避けるための規制も少しずつ緩和されてくるようですから、感染には充分気をつけつつ、出かけてみてはいかがですか?

 

 

 

 

 

 

そんな中で、今日は紅葉狩りの話題を取り上げてみたいと思います。

子供の頃、母から紅葉狩りにでも行こうか?と問いかけられるたびに、モミジを狩る?モミジって採っても良いの?と頭の中で変換されていました(笑)。

 

皆様がもしお子さんに、「モミジ狩りってモミジを狩ること?」「モミジとカエデって違う種類なの?」と、つぶらな瞳でと面と向かって尋ねられたら、ちゃんと答えてあげられるでしょうか?

 

赤く染まる葉を「紅葉(こうよう)」、黄色に染まる葉を「黄葉(おうよう)」と区別して言うそうです。

 

ただ、今ではこれらをひっくるめて「紅葉(こうよう)」と呼ぶのが一般的ですね。

つまり、モミジを漢字で書くと「紅葉」ですが、「もみじ」という言葉は本来特定の樹木の名称を指し示す言葉ではなく、「葉が色づいた“状態”」を示す言葉なのですね。

 

ところが、よく聞く樹木の名称として、イロハモミジ、ヤマモミジ、オオモミジなどと、モミジを細かく分類して呼ぶ場合がありますよね。これらは、植物を分けるステージの違いなのです。

 

イロハモミジを例にとって説明すると、イロハモミジはムクロジ目(もく)、カエデ科、カエデ属、のイロハモミジと言う種(しゅ)と言うことになります

 

つまり、「◯◯モミジ」と呼ばれる様々な樹木は、全てカエデの一種ということなのですね。

 

 

 

 

 

 

 

ですのでお子様には、「葉が赤や黄色に変わる樹木の総称が「モミジ」で、カエデはその中の代表的な樹木のひとつだよ」と教えてあげてください。

 

そして、紅葉狩りについても「紅葉狩りはモミジを採るのではなく、紅葉を観ると言うのが正しい意味だよ」と。

今年の秋は、密を避けてのレジャーということで、自然の中に飛び出して紅葉狩りを楽しんでみてはいかがですか?