InstagramやPinterestなどを見ていると、リビングの壁一面に大型の本棚が設置されていたり、キッチンや洗面化粧台なども大手メーカーの既製品では見たことがないような素敵なものが設置されていたりします。どれも見た目はスッキリで、ハイセンス。これらは「造作家具」というものです。
つまりお家に合わせて作ってもらうオーダーメイド家具なので、素材や寸法を自由に決め、お家にピッタリとおさまるようにすることができます。そんな造作家具にもメリットとデメリットがありますので、今回はそのあたりをご紹介します。
メリット…色味を床材や壁のカラーにマッチするように作ることができるので、インテリアデザインに統一感が出ます。サイズも作りたい場所にピッタリに合わせて作れるので、無駄なスペースが生まれにくく、空間を有効活用することができます。
デメリット…置き家具のように簡単に移動できません。模様替えの際にも制約をうけることになるので、将来をしっかり見据えて計画することが重要になります。お値段も、市販のDIY家具などと比較すると高くつくことがあります。ダイニングテーブルやベッドなどは造作しても動かせるので、お気に入りの素材で造作でつくるのはいいかもしれませんね。
洗面化粧台やキッチンは、大手メーカーの既製品だと寸法が何パターンかに絞られ
て設定されています。ある意味味気なくなることも多いので、ありふれた言い方にはなりますが、洗面化粧台やキッチンを世界にひとつだけの我が家のためのものにしたい場合は、最初から造作が得意な工務店さんを選ぶよう心がけてください。