土地を買うとなると安い買い物ではありませんから、ついつい値段ばかり見てしまいがちです。でも、理想の家を建てるためには値段以外にもチェックしておかなければいけないことがいくつかあります。

まずはその土地にかかっている法律上の制限です。土地は法律で用途が決められています。住宅と煙や大きな音が出る工場が混在しないようにするためです。
例えば第一種低層住居専用地域。低層の住居を専用に建てて良い地域と理解するとわかりやすいですよね。住居用の建物でも高さが制限されているので、極端に高い建物は建てられません。逆に周りに高い建物が建たないので、日当たりの良さは確保できますよね。

それからエリアごとに「建ぺい率」や「容積率」が決められています。その土地にはこれくらいまでの大きさの建物なら建てていいですよという決まりです。建ぺい率とは、敷地面積に対する建築面積の割合です。容積率とは、敷地面積に対する延床面積の割合です。土地、土地には必ずこの制限がかかっているので、しっかりとチェックしましょう。

次に「接道」です。道路に接していなければ、その土地に出入りすることができませんよね。住宅を建てるためには、幅員4m以上の道路に敷地が2m以上接していなければいけません。都市部で土地を探す場合には、「再建築不可物件」には気をつけましょう。これは古家が建っている場合、解体して更地にしてしまうと、新たな家を建てられないような土地のことです。新築を建てられなければ何のために土地を探したのかわかりませんよね。

土地探しで気をつけなければいけないことはまだまだたくさんありますが、紙面の都合上これ以上は書けませんので、詳しくは弊社スタッフにご相談くださいね(^_^)