お正月の凧あげ

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1月の雑学は、お正月という事で「凧あげ」についてお話ししようと思います。

最近は、お正月に凧あげする人も少なくなりましたよね。

凧は昔、中国で占いとして使用されていました。

 

日本では江戸時代の前まで、貴族や武士の中だけで遊ばれるものでしたが、江戸時代からは身分の差なく大人にも子供にも大流行しました。

 

そんな人々の娯楽だった凧あげは、明治時代になると、建物や電線に遮られてしまい、だんだんと凧あげをすることが難しくなり、衰退していきました。

 

 

また、昔は「凧あげ」という名前ではありませんでした。

江戸時代初期までは「イカノボリ」や「イカ」と呼ばれていました。

とても人気の娯楽になってしまったため、幕府から禁止令が出てしまったために、庶民は「これはイカではなくタコです。」とヘリクツの言い訳をしました。

 

そこから「タコ」という名前に変わったと言われています。

 

ヘリクツから今の「凧あげ」の名前に繋がっているとは、なんとも面白い話ですよね。

たくさんの凧が空に舞っている景色を見てみたいものですね!