ヒートショックにご注意を!過信せずに予防を心がけましょう

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いや~、寒い日が続きますね。

昨年の秋頃でしたでしょうか?気象庁から発表された長期予報では、今年の冬は平年並みかそれ以上に寒くなり、冬らしい冬になると言っていたような気がしますが、正直ここまでとは思いませんでした。

 

 

これだけ寒い時に気をつけたいのが、お家の中でのヒートショックです。

2月ともなれば暦の上では立春を迎えるわけですが、実際には寒波の襲来などで真冬日となる日も珍しくありません。

温かい部屋から寒い部屋への移動による急激な温度の変化により、血圧が大きく上下することをきっかけとして起こるのがヒートショック。

気温温低い屋外から、暖かいお家の中への移動でも起こりうるので、注意したいものです。とはいえ、お風呂場やトイレなど普段使用しておらず、誰もいない場所まで均一に暖房しておくのはもったいないと思いがちですが、最近ではお家の中の各所の温度差をできる限りなくすような断熱効果の高い家の作り方もあります。

もちろんリフォームでも対応可能ですので、ご心配な方はお気軽にご相談いただければと思います。

 

 

 

ヒートショックのなにがいけないのか、ある程度皆様もご存じかと思いますが、改めて書いておきますね。

家の中でヒートショックが最も起きやすいのは、お風呂場と言われています。入浴中の死亡者は、年間1万9000人いると推計されているデータも有り、全部が全部ヒートショックが原因とは限りませんが、相当数に上ることは間違いないと思います。

 

 

例えば、湯船に入って温まっているときに、ふ~っと眠くなってしまう経験をされた方も多いのではないかと思いますが、これも急激な血圧の上昇によることが考えられるのです。

では、どのようにしてヒートショックの予防をすればいいのでしょうか?ちょっとしたことで防げるので、ご紹介しますね。

 

 

  1. 入浴前に脱衣場と浴室を温めましょう。小型のヒーターを置いてもいいですし、シャワーのお湯を出しておけばそれだけで温度は上がります。前もって湯船の蓋を開けておくのもいいですね。
  2. 湯船に入る前にかけ湯をしましょう。かけ湯はなるべく心臓から遠い場所、例えば足元から徐々にされるといいですよ。
  3. お湯の温度は41℃以下がいいそうです。あまり熱いと急激な血圧上昇につながりますからね。入浴時間も長くなりすぎないように気を付けてください。
  4. お酒を飲んで酔っ払った状態での入浴は避けましょう。アルコールや食事もそうなのですが、一時的に血圧を下げるので、直後の入浴は控えた方が良さそうです。

そして最後に、お風呂の入り方と直接関係はないかもしれませんが、入浴前後にコップ1杯でいいので、水分補給をすると良いそうです。

 

 

という具合に、ちょっとしたことに気を付ければ安心して健康に過ごすことが出来ますね。

今年もまだまだ始まったばかりです。元気に過ごしていきましょう!