これから夏本番になり暑い日が続くようになると食欲も減退しますよね。
そんな時に無性に食べたくなるのがそうめん。想像してみてください。休日のお昼ごはんの時に氷を浮かべたボウルにキンキンに冷えたそうめん。はたまたキャンプやイベントなどでは流しそうめん。いいですよねぇ。薬味にはねぎやしょうが、みょうが。「ツルツル〜」っと一気にすするのがたまらない幸せです(^_^)。
変わり種のトッピングを紹介すると、トマト!そうめんにトマトを入れると、独特の風味とほどよい酸味がプラスされ、いつもとは違う味わいが楽しめます。
またシャキシャキとした食感と独特の粘りがあるオクラもそうめんによく合う野菜です。定番のネギに代わって玉ねぎを入れると、目に染みるツンとした辛さでいくらでも食べられます。
石川県や香川県ではなすをしょうゆで煮込んで加える「なすそうめん」という郷土料理もあるそうです。
他にも、きゅうり、白ごま、焼海苔、ごま油、天かす、わさび、明太子あたりは和風の代表格です。洋風を楽しむなら、バター、レモン、マヨネーズ、フライドガーリック、なども面白いですよ。
ところで、そうめんに似たもので冷麦がありますが、皆さんはそうめんと冷麦の違いを言えますか?
実は小麦粉を塩水で練って生地を作るところまではそうめんも冷麦も同じです。
では何が違うかと言うと、そうめんは生地に油を塗りながら手を使って細く伸ばします。よく「手延そうめん」というのはそのためなのですね。一方の冷麦はと言うと、平らな板と麺棒を使って生地を薄く延ばし、刃物で細く切るのです。なので、ほぼうどんの作り方と同じなのですね。
ちなみに冷麦もうどんも製法は同じなので、どこまでが冷麦で、どこからがうどんかと言うと、麺の直径が1.7mm未満をひやむぎ、1.7mm以上をうどんというそうです。
そうめんと冷麦とうどんの違い、是非お子さん達に物知り顔で教えてあげてくださいね(^_^)