バスルームは裸の状態でゆったり過ごす、寛ぎや癒しを求められる部屋です。最近は施工性の良さや価格面などからユニットバスが主流ですが、広さや形状、仕上げ、バスタブなどを自由に選べる在来工法のバスルームの質感の良さ・心地よさを好む方も多いと思います。今回は、主に在来工法でつくるバスルームを計画する際のポイントをご説明します。
■壁…面積も多く、部屋の雰囲気を決める大きな要素です。どんな空間にしたいのか等をイメージしながら、色やテクスチャーを検討しましょう。
■床…表面に凹凸のある滑りにくいものを選ぶか、あるいは100mm角以下の小さなタイル貼りで目地を多くしてその目地で滑りにくくしましょう。裸足で触れる所なので、浴室にも使える浴室用コルクタイルが足触りが柔らかく冷たくないのでお勧めです。
- バスタブ
洋風、和風、和洋折衷などの種類があります。傷がつきにくいか、経年劣化はどうか、清掃性などについても確認しましょう。形状は、床から30〜45cmほどの高さに埋め込むスタイルが一般的ですが、バスタブのまわりを囲わない据え置き型もあります。据え置き型はデザイン性が高く遊び心があるので最近増えていますが、バスタブの裏側が掃除しにくいので、導入する際は十分検討しましょう。
これから新しい住まいを検討される方は、ぜひ在来工法のバスルームとユニットバスの両方の可能性を検討されてはいかがでしょうか?