もう花火大会に行かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか?夏の夜空に華々しく広がる花火。毎日うだるような暑さが続く中で、まさに一時の清涼感を感じられる一瞬ですね。
その昔、江戸時代には日本の三大花火は、水戸(水戸藩)の花火、市川(甲府藩)の花火、吉田(三河吉田藩)の花火と言われたそうです。最近では、秋田大曲、茨城土浦、そして新潟の長岡と言われているようですね。各所ではなんと2万発もの花火が打ち上げられるそうです。
花火は大きく分けて3種類に分類することができます。「割物」「ポカ物」「型物」です。割物は、爆発時に内包する割薬によって玉殻が粉砕され中身の星を円形に飛ばすものです。
その中でもひとつひとつの星が尾を引くものを「菊物」と呼びます。しだれのように落ちてくる花火ですね。
それに対しポカ物とは玉殻が合わせ目で2つに割れて星が均一に飛散しないものを言います。型物は、ハート型やアニメキャラクターなどが浮かび上がるタイプのものですね。
ところでその花火ですが、一発いくらくらいするのだろうと疑問に思われたことはありませんか?値段は公益社団法人日本煙火協会により、だいたいの相場が定められているようです。もちろん相場ですから、業者によって若干の上下はあるようです。
その値段は、開花した時の直径が100mになる3号玉で、1発4,000円〜5,000円。150mの5号玉で15,000円くらいとのことです。このあたりまでは以外とお手頃価格ですね。さらに7号玉だと3万円〜、10号玉だと10万円〜と結構なお値段になります。開花すると450mになる20号玉(2尺玉)は一発80万円もするそうですよ。
まぁ、あまり金額のことは気にせずに、純粋に夏の夜空に咲く大輪の花火を楽しんでくださいね(^_^)