どぉでもいい雑学の時間。-「ホッキョクグマはほとんどが左利き!?かも…は本当か?」

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あなたは右利きですか?それとも左利きですか?野球の大谷選手は、投げる時は右、打つ時は左ですよね。では利き腕はどちらなのでしょうか?色々調べてみましたが、はっきりとはわかりませんでした。

 

そもそも右利き、左利きは生まれつきのものなのか、生活環境や育ち方で変わるものなのでしょうか?脳内科医の加藤俊徳先生によると、利き手は右手と左手の両方を使いながら2歳くらいまでの間に徐々に決まっていくそうです。

 

人間の脳は右脳から発達していくと考えられていて、右脳は左側の筋肉や動きに関係するので、最初に左手を使う子供が少なくないのだそうです。

 

一昔前は、文字を書いたり食事をしたりする時の作法が右利きがいいという理由で、無理やり右利きに矯正するということもありましたが、発達期に無理に矯正することで言語発達が遅れるという例も出ているそうなので、注意が必要です。

 

さて、そこでどぉでもいい雑学ですが、ホッキョクグマはほとんどが左利き!?という説があるそうです。本当かなぁ?また理由は何故なのでしょうか?

 

この説はホッキョクグマを狩って食用にするイヌイットの観察によるものだそうですが、イヌイットによるとホッキョクグマの緊急時における行動では、左前足の方が右前足より先に動くからだと言うのです。

 

この説は欧米では広く知られていて、ハンターがホッキョクグマを狩る際にはまず左手を狙うと決まっているそうです。とてもザックリとした解釈ですよね。

 

すると必ず逆説を唱えるグループが出現するのが世の常です。ホッキョクグマを専門的に研究している研究者達によると、左前足より右前足のほうがはるかに傷跡が多いことを発見したそうです。

 

これはホッキョクグマが捕食や普段の行動について左手よりも右手を優先的に使っているからで、だからホッキョクグマは右利きだと主張したそうです。イヌイットと研究者の意見は真っ向から対立してしまいました。

 

結局、今のところどちらかははっきりとわかっていないそうです(笑)。多分、人と同じようにホッキョクグマも個体によって右、左わかれるのではないかなぁと私は思っています(^_^)